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河口彗海

 チベット旅行記を読み返している。河口師は頭は切れるし体力もある凄い人だ。ラサへ行く前には読み終えたかった。
ところで大蔵大臣の「シナ皇帝の配下」とはどういう意味があるのか。

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河口彗海 チベット旅行記 (白水社)
72 チベット探検と鎖国 

宣教師ミス・テーラー
 11月中旬にまたラサに来て大蔵大臣の別殿に住んでいたが、あるとき大蔵大臣が、
「どうも英国人は奇態だ。なぜあのように私の国の中を見たがるのだろう。ちょうど今から八・九年前のことだったが、シナ領と法王領の境であるナクチューカというところまで、英国の夫人が二人の下僕を連れて、我国へはいる目的で来られた」と話し出された。

 彼女はミス・テーラーという英国の宣教師で、シナから北部のほうを経てラサを越えて、ダージリンへ出る目的で来たので、大臣は彼女の名を知らなかったが、私はダージリンにいるときから、この女丈夫については聞いていたし、その女の道案内をして行った男と私はダージリンでふとしたことから親しくしていたので、私はその一部始終を知っていたが、そういう顔もできないので、珍しい話のように聞いていると、大臣は話をすすめて、
「その婦人がナクチューカまで来たところ、土人のために差し止められ、その地方からどうしようかと言って政府に伺ってきたので、政府は私を主任者として差し向けた。婦人の言うところによると、実は仏法のありがたいことを知りたくてやって来たので、これからラサの霊地に行き、ダージリンのほうに出たいので許可してくれということで、そのうえシナ皇帝陛下免状を示して入国の許可を求めた。私はあなたの事情を聞くと入れてあげたいが、法王政府の命令を受けているから絶対に入れることはできないと言うと、婦人はあなたの国はシナ皇帝の配下ではないか、それならシナ皇帝の命令状を持って来た者は必ず通さなければならないわけではないかと理詰めに出て来たので、もちろん我国はシナ皇帝の配下であるが、すべてのことに命令を受けているのではない。
ことに鎖国主義にいたってはたとえシナ皇帝が兵を向けて、外国人を入れなければならぬと言ってもけっして入れないのが我国の主義であると断言したので、とうとう帰ることになった。
 外国人がこんなに来て見たがるのはどういうわけでしょう」と言うので、
「さあそれはわかりませんが、いったい昔からこの国へ外国人が来ているじゃありませんか」と尋ねると、その事はなかなか大臣はよく知っておられた。
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