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夕張市

 財政破綻で一躍有名になった夕張市です。炭鉱時代からその方面では有名だったし、夕張メロンというのも有名だった。この頃は財政破綻の方が脚光を浴びている。

 私が不思議に思うのは再建方法である、負債額の全額を処理する必要があるのか、債権者と話し合ってカットしてもらう方法は無いのかというのが理解できない。銀行には税金が注入された、民間企業だって6・7割のカットは当たり前で中には9割以上のカットも行なわれている。なぜ夕張市は全額市民が負担しなければならないのか分からない。

 公共団体だから返すのが当たり前という理屈は通らないと思う。返せなければムリして返すことは無い。貸したヤツも悪いのだから。ところで債権者は誰だろうか、銀行なのか国なのか。とにかく返さない、返せないと抵抗してみたらどうだろうか。何処の社会でも無い袖は振れないのだから。

 民間では許されるのに地方自治体が許されないのはおかしい。このままではどうせ立ち行かないだろう。仮に20年後に立ち直ったとして誰が笑うのか。市民生活を破壊してまで無理を重ねることは無い。
そのような自治体は国が直轄管理するならさせろ、形だけの自治なんて意味が無い。

そう思うけど私の考えは間違えているかな?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080304-00000165-mai-pol

<夕張>人口流出が加速 孤独死も相次ぎ
3月4日23時39分配信 毎日新聞


 「破産した自治体」として全国から注目を集めた北海道夕張市。昨年3月6日の財政再建団体入り後、「全国最低の行政サービス」と「全国最高の市民負担」が、高齢化の進んだ市民生活を揺さぶってきた。再生の要の企業誘致は進まず、人口流出が加速している。一方で、「第二の夕張」になりたくないと、なりふり構わぬ歳出カットに取り組む他の自治体。財政破綻(はたん)1年後の夕張の今と、「夕張ショック」の余波を追った。【柴沼均、久野華代、真野森作、横田愛】

 2日朝、夕張市内唯一のプール「市スウィミングセンター」の屋根が崩落しているのが見つかった。財政破綻前は通年で運営し、冬季も暖房で屋根の雪は解けていた。昨年からプールを開けるのは夏季約1カ月のみ。豪雪地帯・夕張の同日の積雪は122センチで、雪の重みが老朽化した屋根を押しつぶした。

 市内には他に4カ所の屋外プールがあったが、すべて閉鎖。藤倉肇市長は「子供のために修復しなければ」と話すが、財政再建計画外の巨額の費用を捻出(ねんしゅつ)できる当てはない。近所の主婦、大槻裕子さん(44)は「幼稚園児の娘は(市内で)泳げる機会がなくなってしまう」と残念がる。

 1月30日朝、1人暮らしの伊藤太郎さん(71)が自宅の玄関先で雪に埋まって死亡しているのが見つかった。前日の昼間に雪かき中、屋根から落ちた雪の下敷きになったらしい。隣家はわずか数メートル先だが、積もった雪が壁になり、近所の住民も気付かなかった。除雪車の出動回数が減らされ、高齢者の生活を圧迫している。

 高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)は4割を超える。全国の市で最も高く、孤独死の問題は深刻だ。市によると、07年に自宅で死亡した1人暮らしの高齢者は判明しているだけで9人。死後3日ほどたって発見されるケースが多かった。市は「お願いしている町内会の見回りも高齢者」と窮状を明かす。

 人口流出を食い止め、市の税収を増やす切り札に位置づけたはずの企業誘致も破綻後の成果はゼロ。夕張市沼ノ沢で工業団地を分譲する「中小企業基盤整備機構」(本部・東京)は昨年4月から全国最安値の1坪(3.3平方メートル)707円まで分譲価格を引き下げた。だが、企業側は「光回線どころかADSL(非対称デジタル加入者線)もないなんて」と脆弱(ぜいじゃく)なインフラへの不満を突きつけた。

 ADSL回線を通すには一定の利用者が必要だ。同機構は今月に入り、周辺住民にADSL加入を呼びかけ始めたが、高齢者が多く、インターネット需要はあまりない。通信インフラの不足に加えて若い働き手が少ないことも企業が二の足を踏む要因だ。

 市にカネがないことを前提とした自主再建路線が企業誘致の足かせとなり、市の財政をさらに悪化させる悪循環。08、09年度の借金返済額は10億円強の予定だが、年々増えて24年度は30億円近くになる。「破綻のまち」の知名度を利用した観光PRの動きが活発化してはいるが、経済振興なしに計画達成は不可能。市の将来像は見えないままだ。

最終更新:3月4日23時39分
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