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海老と蟹

 このところ海老に蟹にとついている、いや憑かれている。
初めは能登へ旅行したときの旅館で出てきた。越前では越前蟹だろうが予算の関係もありーこれは我々と旅館双方に予算の都合があったーズワイガニだったと思う。越前とズワイガニの味の違いが分かるほど蟹を食べていない私は幸せかもしれない。食卓いっぱいに並んだ数々の料理の中で蟹は大きい。開高健が越前蟹を食べる描写のように手が汚れるのも厭わずに身を出す。お茶碗の底が見えなくなり、高さも増してきたが開高流に未だ待つのだ、もっともっとと身を掻き出した。
 ハイ、それを頬張りました。第一日目芦原温泉でのことでした。

 二日目の和倉温泉でも同じような事をしました。贅沢なようですが、蟹を自分で剥いて食べるのも良いのですが、剥いてもらって口に入れるだけのほうがゼッタイ良いです。
和倉では蟹に加えてアワビも出た、この場合はアワビに加えて蟹もまた出たというべきだろう。アワビを目の前でクチュクチュ煮て柔らかくなったものを口の中で舞っている、蟹よりいい。
でもここは蟹がメインテーマなのでアワビは横に置いといて、翌日の輪島朝市観光で又仕入れたのです蟹を。1匹3~4千円の蟹が並べられている、商売上手なクセに田舎モノを装ったオバチャンの言葉に乗せられて買い送ってもらった。ワケありの蟹ということで4匹1万円に小魚にナンやらカンやらをオマケすると言う言葉にコロッと参ったのです。
ワケありとは、蟹の脚というかウデというか、それが欠けたものを安くするというのです。1本欠けたら八分の一だけ安くなるのではなくて3割は安くなる。そのような算数に負けてしまいました。

 蟹はどう処理するか聞かれたので茹でて送るように頼みました。サシミにするには経過時間と身を取り出すのに苦労するだろうと思って止めた。それでどうせ家で茹でるなら手間を省くために茹でて送ってもらった。
子供たちを呼んで一緒に食べた、ただ剥き身にするのは私の役目。やはり剥いて食べるよりも剥かれたものを口に運ぶだけが良い。贅沢なことを言うがたまにしかない経験でも人間は安易な方向に流れるという見本のようだ。
みんな蟹に満足しました。

 蟹の話は一応オワリで、次は海老
海老が送られてきたのです車海老が、しかもオガクズの中で動いているヤツがです。
頭の部分から折って殻を外して皿に並べた。作業の途中に尻尾を掴み醤油をちょこっと浸けて口にした。甘さとこりこり感がいい。嫁は焼いたのが好きだということでフライパンで焼いている。
海老も殻を剥くのはいいから身だけを食べたいと贅沢な事を又言うた。この海老が我が家に届いた話もしたいが今回は止めよう。

海老蟹に恵まれたこの頃でした。
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